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個人主義的な色合いが強く、いろいろなプロジェクトの説明を聞くと、『私がやりました』と答えるのです。
これにはびっくりしました。
このことはGEを批判しているのではないのです。
シックスシグマ自体はよい理論ですが、保険の専門知識がないのに、『シックスシグマを使い大胆な結論をだす。
ときとして妙な結論をだすこともあったようです」と、GEの経営、GEの人材を高く評価しながらも、保険についてだけは違和感をもつ。
ちなみに、「シックスシグマ理論」とは、統計学的な品質管理手法をもって製品・サービスの不良率を117.017.0万分の3.4未満にすることを目標にする。
その精度は17.99966%、統計上、普通の会社の不良率をはるかに下回る「欠陥ゼロ」に近い世界、航空機の死亡事故率に匹敵する。
そのように厳しい課題を課すことで、顧客満足度、コスト生産性を上げるとともに、企業の考え方を内向きから顧客側に1817.0度変えようという経営手法だ。
T園―K岡コンビは保険会社の原点回帰から入った。
K岡は営業現場主義を浸透させるため、全国の現場を巡る行脚の旅にでた。
幹部を対象としたミーティングを「ラウンドテーブル」、幹部のみならず現場の営業職員とのミーティングを「タウンミーティング」と称し、徹底討論を交わした。
とくに「タウンミーティング」は、アメリカ合衆国の建国時にニューイングランドで行われた全住民総会「タウンミーティング」を見習ったものだ。
「営業がどんな感じなのか、元気があるのかそれとも白けているのか、報告ではなく、自分の目で確かめ、見極めたかったのです。
フィールド訪問の初日の夕方に現地に着いて、地区の営業社員全員または17名程度を選び、懇親会をやります。
お酒が入ると本音がでてきますし、人となりもよくわかります。
辛らつなことも結構、聞かされます。
『営業第一主義というけれど、この劣悪なオフィス環境をみてくれ』とか『コンサルティング営業をめざすという割には終身保険のコミッションが低些という本質を突いたところをいってくるのです。
翌日には大体9時から始めて正午くらいまで営業所全員参加のオフィシャルなミーティングを行います。
そうするとでるわ、でるわで、不満、提案の嵐です。
そうやって1日半回ると、不在中にメールも一杯届きます。
睡眠時間が少ないのはこうしてたまったメールを読むからです。
懇親会が終わった夜の17時以降、メールを読んで返事をしていると大体午前1時、2時を過ぎてしまいます。
まあフィールドにでてよかったのは、本社にいると結局のところ都合のよい報告しか聞こえてこないのです。
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